2年前、友人から聞いた言葉。
「自分はこの社会の裏側を少し早く知ってしまったけど、恨んでいないし、そのせいにもしない。ずっと優しい人で居続けたい」
一見、きれい事みたいな、でも、この友人を肌で感じている私には、それが嘘でないことがわかる。
ただ、このとき、私が疑問を抱いたことがあって、「優しい」って何?
誰もが口にする言葉だけど、優しいって何?
ただ真剣に自問していた。
ふとした瞬間にハッとなった。
逆に優しくない人ってどういう人?
それは、優しくなれない、できない人。
なぜなら人間性が薄まっているから。
優しい人でいられるって、人間性故に優しい人なんだ!
と思った。
そして、今、2年後の私が思うこと。
目の前の涙見て見ぬふり、それって正しいの?
人間の感覚が薄くなると、簡単に“斬る側”へ変わってしまうんだ。
人間性が薄くなった人たちは優しくない。
その先にあるのは、“悪人”じゃなく“偽善者”なんだ。
つまり、本人は自分を正しいと思ってる。
助けてるつもり、導いてるつもり、社会のためと思ってる。
でも実際には、目の前の痛みより、“自分の正しさ”を守ってる。
上から目線の「助けたい」なんてまっぴらゴメン!
私は、“優しさ”を人間性として掴んだんだ。